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ブランドマネージャー DAILY&GUIDE

発酵≒生きている

2020.7.21 | 

もともと、私の母は食べ物に気を付けている人で

(自覚はない)

昔から食卓は和食一辺倒。

クリーム系の料理はシチューくらい。

クッキーやケーキもいただいたときにたまに食べるくらい。

ファストフード、インスタントは基本家に持ち込まず。

なので、それが当たり前と思っていた。

その中でも、冬になると毎日食べていた酒粕。

味噌汁と同じくらいの日常での頻度で出た粕汁。

家の味噌汁は何でこんな白いのか。と思っていた。

私はお酒が弱く、全く関心がなかったので、

日本酒に「地酒」というカテゴリーがあると知ったのは

蔵元さんと知り合ってから。

「人」が先。

酒粕も、スーパーで買ったものしか知らなかったのに

蔵元で購入する酒粕は本当に素晴らしく美味しかった。

それと同時に、酒粕は身体も変化させてくれることを知る。

毎日、毎日摂取していたら

肌を褒められることが格段に多くなった。

人工的なものではなく、内側から肌が元気だそうだ。

人より多く摂っているもの、思い当たるのは

酒粕だけ。だから、たぶんそうだと信じている。

なので、酒粕を体内にいれると

とにかく、私は発汗が止まらない。

顔じゃなくて、背中がびっしょりになるくらい。

背中の毛穴が一斉に開くらしい。

不思議。

なので、酒粕を食べているおかげで

背中のざらざらやニキビも無縁。

これがきっかけで、発酵食に興味を持ち、

甘酒、味噌、麹シロップなどどんどん手を出している。

すべて簡単!

最近、発酵ブーム。とにかく免疫力命のこのご時世。

私にとっては、発酵は麹スタートではなく

酒粕スタートなのである。

酒粕も、生きているものとそうでないものがある。

毎日食べていると、分かる。

私には分かる。

もっと世の中に広まったらいいのになあと思うもののNo1かも。

それくらい、素晴らしい食材なのです。